湿気でひんやり、高級「夏マスク」も登場! マスクお薦め情報 企業は新素材で開発

湿気でひんやり、高級「夏マスク」も登場! マスクお薦め情報 企業は新素材で開発

新型コロナウイルス感染防止のマスクは、学校の臨時休校や外出自粛要請が終了しても手放せないアイテムになりました。夏を迎えて、マスクで気になるのが暑苦しさや息苦しさ。通気性が良い「紳士服店の夏マスク」の情報を、「マスク情報まとめ」に追加しました。

紳士服店が手掛けた、通気性が良い夏向けマスク

※情報は記事の紙面掲載時点です。

麻や特殊素材使用、紳士服店の夏マスク クアトロアビト(熊本市)

熊本市中央区手取本町のオーダーメード紳士服店「クアトロアビト」が、オリジナルの夏用マスク「ひんやり抗菌マスク」を製造・販売しています。表面の布に抗菌作用がある麻を使用し、顔に当たる裏地はメッシュ素材で通気性を良くしました。間には湿気や風で冷たくなる特殊素材を挟んでいます。

麻や特殊素材を使用した「ひんやり抗菌マスク」=熊本市中央区

同店では、3月からスーツに使う布で作ったおしゃれマスクを販売しており、渡邉一弘代表(47)は「暑い夏でも、息苦しさを感じずにマスクを着用してもらいたい」と話しています。紺と白の2種類で、サイズは男性用、女性用、子ども用があります。6月末まではプレ販売価格で3千円。7月1日からは4400円。クアトロアビトTEL096-355-4844(2020年6月5日付掲載)

和裁士仕立てのアマビエマスク きものサロン和の國(熊本市)

熊本市中央区の呉服店「きものサロン和の國[くに]」は、疫病を鎮めると伝えられる熊本ゆかりの妖怪「アマビエ」のイラスト入り布マスクを作り、販売を始めました。

きものサロン和の國が作ったアマビエのイラスト入りのマスク=熊本市中央区(同店提供)

マスクは綿素材で縦13センチ、横11センチの立体型。スタッフの緒方麻由子さん(29)が描いたアマビエのイラストを布にプリントし、和裁士が丁寧に仕立てました。茨木國夫代表(58)は「このマスクが守り神的な存在になればいいとの思いで作った。新型コロナウイルスの影響で激減した和裁士の仕事も守りたい」と話しています。イラストは水色の表地に黒で、または白い裏地にピンクでプリントされており、2枚セットで1650円です。同店TEL096-359-0805。(2020年5月3日付掲載)

キッチンペーパーとホチキスで十分 簡易マスク作ろう!

学校などで感染症予防の助言をしている熊本県薬剤師会の富永孝治会長に、キッチンペーパーを家庭で簡単にできるマスクの作り方、使用時の注意点などを聞きました。

キッチンペーパーで作ったマスクを着用した熊本県薬剤師会の富永孝治会長=2020年3月12日

「マスクは感染予防というよりも、自分がせきやくしゃみをした時に周りに飛沫[ひまつ](しぶき)を飛ばさないために使うもの」と富永会長。せきやくしゃみが出る時のエチケットとしてマスクを着けたいところですが、どこにも売っていない-そんな時に重宝しそうなのが、キッチンペーパーで作る簡易マスクです。

手作りマスクは、キッチンペーパー1枚と輪ゴム2個、ホチキスがあればできます。作る前によく手を洗い、使用する机もきれいにする。机は除菌し、水分が残らないよう拭き取りましょう。

キッチンペーパーは1センチほどの山折りと谷折りを繰り返します(下の写真)。

折ったキッチンペーパーの両端にホチキスで輪ゴムを留めれば完成です(下の写真)。

マスクのサイズは端の“余白”の長さで調節できます。

使い捨てマスクのゴム、再利用を

「輪ゴムだと耳が痛くなることもあるので、使い捨てマスクのゴムを再利用する方が楽」と富永会長。キッチンペーパーマスクは1日1回以上は取り換え、外す時は表面を触らないように注意しましょう。

市販の紙製使い捨てマスクを「煮沸、除菌して使う」という声もありますが、富永会長は「繊維が粗くなってしまうため、お勧めできない」。どうしても洗って使いたい場合は、ゴシゴシこすらない方がいいそうです。(2020年3月20日付掲載)

肌触り柔らか リネンで手作り提案 ファブリックス熊本店(熊本市)

新型コロナウイルスの感染拡大でマスク不足が深刻化する中、熊本市中央区城東町のホームインテリアショップ「FABRIC’S(ファブリックス)」熊本店は、柔らかい肌触りで通気性の良いリネン(亜麻)を使った手作りマスクを提案しています。

FABRIC’S熊本店で販売しているリネン。肌触りや通気性が良くマスクに向いている素材という=熊本市中央区

同店は生地の販売も手掛けていますが、マスクの材料になるガーゼが品薄状態となったため、3月末から横約50センチ、縦45センチにカットしたリネン(495円)とゴム(88円)の販売も始めました。

「リネンは、通気性と速乾性が良く、マスクに向いている」と店長の村田あき子さん(51)。1日40セットほど売れ、リピーターも多いそうです。リネンを購入した人にはマスクの作り方を書いた紙も渡しています。手洗いで何度も使え、ピンクやブルーなどの淡い色も女性客に好評です。ファブリックス熊本店TEL096-322-5252。(2020年4月21日付掲載)

蒸れにくい「和紙マスク」 ファクトリエ(熊本市)

ファッションブランド「ファクトリエ」を手掛けるライフスタイルアクセント(熊本市)が、繰り返し洗って使える「和紙マスク」(下の写真)を開発し、インターネット通販を展開しています。

マスクは3層構造。フィルター部分は和紙繊維の糸で編んだ生地で、表面と内側には和紙繊維に綿を混合した肌触りの良い生地を用いています。

同社は昨年夏、「越前和紙」で知られる福井県の工場で和紙繊維の糸や生地を独自の製法で製造する「キュアテックス」と連携し、Tシャツを販売。新型コロナウイルスの影響でマスクが全国的に不足していることから製品化しました。

和紙特有の植物繊維をより合わせた糸は洗っても問題ありません。感染予防効果は確認していないというものの、蒸れにくいのが特徴。1人1枚限定で、2090円。同社ホームページで予約を受け付けています。(2020年3月25日付掲載)

ファクトリエが開発した和紙繊維の生地を使った「和紙マスク」=東京・銀座

タイツ生地、伸縮性良く レヴアル(芦北町)

ストッキングメーカーのレヴアル(芦北町)は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に役立ててもらおうと、タイツ素材を使ったマスクを開発しました。同社のインターネット通販サイトで販売しています。すでに受け付けを開始し、商品到着は大型連休以降になります。

マスクが品薄になっていることから、同社の社員が発案。従業員用を予定していたが、社内で好評だったことや社外から生産の要望があり、一般向け販売を決めたそうです。

タイツ素材を使ったマスク千枚を芦北町の竹崎一成町長(右)に贈ったレヴアルの宰川文明常務=2020年3月23日、同町

タイツ用の生地を二重にし、1枚ずつ手づくり。伸縮性があり、洗って何度でも使用できる特長があります。宰川文明常務は「ほとんど利益は出ないが、世の中の景気が動くように少しでも貢献したい」と話しています。レヴアルTEL0966-86-0373。(2020年3月25日付掲載)

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