白川の橋、風景も形もさまざま 熊本市西部~中心部を自転車で巡る

白川の橋、風景も形もさまざま 熊本市西部~中心部を自転車で巡る

ゆるっとチャリ旅

自転車でゆっくりペースで熊本市近郊などを走り、立ち寄りスポットを紹介するシリーズ「ゆるっとチャリ旅」。

外出自粛要請が長引いて体を動かす機会が減りがちでしたが、人の少ない道を1人で走るサイクリングなら、新型コロナウイルスの心配はなさそうです。熊本市を流れる白川の橋を次々に渡りながら、のんびりと走りました。(熊本日日新聞社読者・新聞学習センター 鹿本成人)

ちず

赤い線が今回の走行ルート。番号で表示しているのが、写真入りで紹介する立ち寄りスポット(各写真の説明文に番号)

※2020年5月8日付熊日夕刊掲載。文中の情報は掲載日時点のものです。

最下流の小島橋をスタート

小島橋

①白川に架かる橋のうち、最も下流にある「小島橋」=熊本市西区

まずは準備。地図を眺めて歩行者が少なそうなルートを選択。熊本県サイクリング協会の助言に従ってマスクを着け、知り合いに会っても気付かれないようにサングラスで“変装”しました。立ち話を避けるためです。ヘルメットをかぶるとかなり怪しい外見になりましたが、人に会う予定はないので、よしとしましょう。

スタート地点は、白川の最も下流に架かる小島橋を選びました。普段は通学の高校生や近くの住民の姿をよく見かけますが、外出自粛要請のせいか誰もいません(注・取材当時)。白川をさかのぼるように右岸を走り、次に渡ったのが八城橋。歩行者・自転車専用の橋があり、安全に渡れます。

熊本西大橋の中央から金峰山を眺める

熊本西大橋

②薄場橋から望む熊本西大橋=熊本市西区

アーチ状の熊本西大橋を上ると眺望が開けてきました。橋中央部の標高約20メートルは、今回のルートの最高地点。歩道でしばし脚を止め、有明海にそそぐ白川や、青空をバックにそびえる金峰山を眺めました。車ではゆっくり見ることができない風景。自転車旅の楽しみの一つです。

次は鉄骨を三角形に組み合わせたトラス形鉄橋の薄場橋を渡り左岸へ。堤防上の道から河川敷へ下りて、九州新幹線とJR鹿児島線の白川橋梁(きょうりょう)の下をくぐりました。その先で、蓮台寺橋を忘れて直進するというミスが。あわてて引き返して渡り、次の新世安橋へ。

歩行者・自転車のみ通れる ユニークな世安橋

世安橋

③歩行者と自転車のみ通れる世安橋=熊本市中央区

今回のルートで最もユニークな橋が、歩行者・自転車専用の世安橋。近所の人が買い物やウオーキングに利用するようです。自動車が通れないほど幅が狭いからか、川の上を飛んでいるような感覚になり楽しい気分に。

白川橋を渡る辺りから、次の橋までの間隔が短くなります。円弧状の鉄骨が特徴的な泰平橋を渡り、次は国道3号が通る長六橋。この周辺は川の両岸に走りやすい道があり、すいすい進めます。

終点は大甲橋 市電やバス行き交う

代継橋の上流、新代継橋と銀座橋、安政橋は道幅が比較的狭く、通勤や買い物とおぼしき歩行者と自転車がちらほら。街に暮らす人たちの生活圏を横切っているようです。一方、川沿いには名も知らぬ花が咲き、川面には大きなコイが泳ぐ姿も。街にも自然があります。市電やバスが渡る大甲橋を終点としました。

大甲橋

④マイカーに交じり、市電やバスが行き交う大甲橋=熊本市中央区

白川にはこれより上流にも、多くの橋があります。次の機会に上流の橋も渡ってみようと思いながら、帰途に就きました。

【お気に入りの1枚】 白川橋梁を真下から 列車通過は迫力満点

はし

上下線が分かれているJR鹿児島線の白川橋梁。列車が通過する様子を真下から眺めることができ、迫力満点。すぐ隣には九州新幹線の橋も架かり、列車を眺めるには楽しいポイントです。

走行ルートと巡った白川の橋

【走行MEMO】
走行距離  19キロ
走行時間  1時間20分
平均時速  14キロ
高低差   17メートル
所要時間  1時間40分
(サイクルコンピューターなどによる)

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