21年前の熱狂再び 熊本で女子ハンドボール世界選手権 2019年11月30日開幕 世界の強豪が集結!

2019年11月30日から熊本県内で開かれるハンドボールの女子世界選手権まで、あと1年に迫りました。2020年の東京五輪も控え、活躍が期待される日本代表「おりひめジャパン」も技を磨いており、熊本で力を蓄えて世界に挑む選手もいます。世界選手権の地区予選を兼ねた第17回女子アジア選手権が2018年11月30日から12月9日まで熊本市と八代市、山鹿市で開かれ、「おりひめジャパン」は準優勝に輝きました。熊本県関係ではオムロン(山鹿市)から、永田しおり、勝連智恵、石井優花の3選手が出場し、チームに貢献しました。

ハンドボール女子アジア選手権予選ラウンド・日本―カザフスタン戦。後半シュートを決める永田しおり=2018年12月5日、熊本県山鹿市総合体育館

1997年に熊本県内で開かれた男子世界選手権から21年。世界のトップ選手たちが再び熊本を熱くします。(この記事は、2018年11月28日付熊日朝刊「女子ハンドボール世界選手権まであと1年」を加筆、再構成しています)

24チームが参加 世界のファンがうらやむ「熊本で96試合」

ダイナミックなシュートとスピーディーな試合展開が魅力のハンドボール。その頂点を争う女子世界選手権は2019年11月30日から12月15日まで、24チームが参加して開かれます。熊本市、山鹿市、八代市の5会場で計96試合行われます。

前回覇者のフランスと開催国の日本は、当初から出場が決定。2019年6月初旬に顔触れが出そろいます。

熊本で開催されたアジア選手権は、女子世界選手権の予選を兼ねており、アジア枠では優勝した韓国のほか、中国、カザフスタンの上位3カ国が世界選手権出場を決定。5位に入ったオーストラリアがオセアニア枠での権利を獲得しました。

世界選手権では、24チームが4グループに分かれて予選リーグを実施。各組1~3位の12チームがメインラウンドに進み、2組に分かれて予選で対戦していない相手と3試合を行います。その後、準決勝や決勝、順位決定戦を戦います。組み合わせ抽選は2019年6月の予定です。

「観客の熱気でパークドームが揺れた」 1997年に熊本で男子の世界選手権

熊本での世界選手権開催は2度目です。1997年の男子選手権では延べ28万8955人の観戦者を集めました。当時、日本チームのアシスタントコーチだった日本ハンドボール協会の田口隆専務理事は「観客の熱気でパークドーム熊本(熊本市東区平山町)が揺れた」と振り返ります。

大いに盛り上がった男子世界選手権の閉幕を伝える1997年6月2日付熊日の記事です。

記事によると、大会中の観客数(実数)は目標の2倍の20万人を突破。パークドームで開催された決勝戦には超満員の1万1500人が詰めかけました。「6回も観戦した」という20代会社員の話も紹介しています。

地震から復興する熊本の姿を世界に見てもらう大会に

今度の女子世界選手権は、一部に「盛り上がりや周知に欠ける」との指摘もあります。強化も担う田口専務理事は「選手やスタッフは全身全霊を懸け、強化を図っています。見る側、支える側も一緒に大会を盛り上げてほしい」。日本代表の原希美主将(三重バイオレットアイリス)は「日本ではまだマイナーなハンドボールを、メジャーにするチャンス。自分たちの活躍が未来につながる」と意気込んでいます。

熊本県と熊本市でつくる熊本国際スポーツ大会推進事務局の観客動員目標は30万人です。小原雅晶事務総長は「地震から復興する熊本の姿を世界に見てもらう大会。世界の一流のプレーを体感することは、子どもたちにとっても大きな財産になる」と期待を込めています。

大会公式ホームページでチケット販売中

女子ハンドボール世界選手権の第1次チケットは販売中です。決勝と準決勝の各チケットと、会場ごとの予選リーグ全試合を観戦できるパック券。いずれも抽選販売。申し込みは大会公式ホームページで受け付けます。締め切りは2019年1月17日で、当落の通知は同24日。クレジットカードかコンビニエンスストアで支払います。事務局の電話番号はTEL 096-333-2583。

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