熊本県庁に「ONE PIECE」ルフィの銅像が設置される 撮影待ちのファンの行列も

熊本県が「ONE PIECE(ワンピース)」の主人公「ルフィ」の立像を県庁プロムナードに設置しました。

「ONE PIECE」はコミックスの累計発行部数が、ギネス記録を更新中の人気漫画です。その主人公「ルフィ」の等身大立像が県庁プロムナードに設置されるというニュースは、県内外で大きな反響を呼びました。さらに、ルフィと共に冒険を続ける「麦わら海賊団」の立像設置も計画され、どんな像がどこにできるのか注目を集めています。

ルフィ像が設置されることになった経緯を振り返りました。

漫画原作者・尾田栄一郎さんの県民栄誉賞を記念

熊本県が2018年5月31日、人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」の主人公「ルフィ」の等身大の立像を、県庁プロムナードに建設すると発表しました。ワンピース関連の常設の立像は全国初で、漫画原作者の尾田栄一郎氏=熊本市出身=への県民栄誉賞贈呈を記念しました。

ワンピースは週刊少年ジャンプ(集英社)に連載中で、海賊王を夢見るルフィと仲間たちの冒険漫画です。コミックス累計発行部数が4億3千万部を超えてギネス世界記録に認定されています。

立像はブロンズ製で、キャラクターの身長設定に合わせ、約1・7メートル。約1メートルの台座に据え付けます。集英社を通じて了承を取り付けており、ポーズは尾田氏が監修しました。(2018年6月1日朝刊)

建設費は「尾田さんの寄付8億円の一部」と公表 県庁以外にも「麦わら海賊団」の立像設置へ

ルフィの等身大立像について、蒲島郁夫知事が6月15日、建設費1300万円は作者尾田栄一郎氏=熊本市出身=からの寄付金計8億円の一部であると公表しました。また県庁以外にもワンピースのキャラクター立像の設置を検討していることを明らかにしました。

立像はこれまで、建設費はふるさと納税を財源とした「ふるさとくまもと応援寄付基金」から充てると説明してきましたが、熊本県は「尾田氏本人の希望で明らかにしなかった」と発表しました。

建設発表以降、「ワンピースの聖地になる」と歓迎の声の一方で、熊本県には「地震後の生活再建が進まない中で優先順位が違うのでは」などの疑問の声も寄せられるようになり、尾田氏や集英社と協議の上で寄付金の公表を決めました。

尾田さんは漫画主人公「モンキー・D・ルフィ」の名義で、2016年度に生活再建支援の義援金5億円を寄付。17年度も復興支援を名目に3億円を県に贈り、同応援寄付基金に充当されました。

一方、立像は県庁プロムナードに1体のみを建設すると発表していましたが、蒲島知事は県内の被災地にも、ルフィと共に冒険を続ける「麦わら海賊団」のキャラクター立像を建設することを明らかにしました。今後、尾田氏側や被災市町村と協議を始めます。(2018年6月16日朝刊)

県庁で除幕式、熊本地震の被災者たちが祝う 31市町村が仲間の像の設置を希望

ルフィの等身大立像が11月30日、県庁プロムナードにお目見えしました。

立像はブロンズ製で174センチ。熊本市出身の作者尾田栄一郎氏が細部までデザインを監修し、トレードマークの麦わら帽子をかぶり、海賊マント、半ズボン、サンダル姿。30センチの台座の上に笑顔で立っています。

昼すぎにスタートした式典には尾田氏の両親や掲載誌の週刊少年ジャンプの中野博之編集長らが出席。蒲島郁夫知事が「ルフィのように、逆境にあっても諦めずに復興に向かいたい」とあいさつしました。

熊本県はルフィの他にも、「麦わらの一味」と呼ばれる仲間の8体の像を県内に設置予定です。この日が設置希望の締め切り期限で、計31市町村から応募がありました。

(2018年12月1日朝刊)

最初の休日には写真撮影する家族連れの行列が

熊本県庁プロムナードにルフィ像が登場してから最初の休日となった12月1日、像の前には一緒に写真を撮影しようと家族連れらの行列ができていました。

子どもたちは、麦わら帽子をかぶったり、漫画の吹き出しを書いたプラカードを掲げたりしながらポーズをとっていました。

12月1、2日は閉庁日でしたが、駐車場は無料開放されました。

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