熊本パルコ前の「パル玉」、登場当時の様子は? ハンドボール模様は今だけ

ハンドボール模様にラッピングされた熊本パルコ前のグラニットボール

ハンドボール模様にラッピングされた熊本パルコ前のグラニットボールと記念撮影をする八代亜紀さん(中央)や宇土鶴城中のハンドボール部員ら=熊本市中央区、2018年11月25日

多くの人が行き交う熊本パルコ前に、クルクルと回り続けながら鎮座する巨大な球体。市民にとっては東京・渋谷の「ハチ公前」のような定番待ち合わせスポットになっています。

正式名称は「グラニットボール」。1990年、水の都にふさわしいまちづくりを目指す熊本県と熊本市の「まちかど親水計画」で設置されました。

グラニットボール

熊本パルコ前の歩道に鎮座する「グラニットボール」=熊本市中央区、2018年11月21日

当時の熊日紙面によると、設置されたのは1990年11月9日のようです。

三百五十キロの石が水に浮く―まん丸の大きな石が台座の上で動く、珍しい「水の施設」が九日、熊本市下通のパルコ前歩道に登場、通行人の目を引いている。

熊本日日新聞朝刊 1990年11月10日
平成2年(1990年)11月10日の熊本日日新聞朝刊

平成2年(1990年)11月10日の熊本日日新聞朝刊

管理する熊本市西部土木センターによると、球の直径は60センチ、重さ300キロ超。熊本城の武者返しのような台座から水が噴き上げ、水圧と球の表面張力で常に浮いた状態が保たれているということです。維持費は年間160万円。

パルコ前にあることから、通称は「パル玉」。「地下水が湧き出す熊本のイメージにぴったり」と下通繁栄会の櫻井貴浩会長(56)。ツイッターやインスタグラムにも、球との記念写真がずらりと投稿されています。

現在は2019年11月開催の女子ハンドボール世界選手権に合わせ、ハンドボール模様になっています。

(熊本日日新聞2019年元日付 新年号第3部「つなぐ新時代」の「平成遺産」を加筆しました)

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