春の訪れ告げる 熊本県内の「ひなまつり」まとめ 

春の訪れ告げる 熊本県内の「ひなまつり」まとめ 

冬の寒さもピークを過ぎ、春の訪れを告げるひなまつり関連のイベントが熊本県内の各地で開かれています。熊日紙上で紹介されたイベントをまとめました。

江戸時代の雛人形、約200体を展示 「五木のひなまつり」

五木のひなまつり2019

江戸時代の人形などが展示されている「五木のひなまつり2019」の会場=五木村

熊本県五木村の村歴史文化交流館ヒストリアテラス五木谷が、企画展「五木のひなまつり2019」を開いています。江戸時代の雛(ひな)人形など約200体を展示。3月31日まで。

人吉球磨10市町村などでつくる、日本遺産人吉球磨観光地域づくり協議会の観光キャンペーン「人吉球磨は、ひなまつり」の一つとして2月1日に始まりました。福岡県飯塚市の人形研究家のコレクションを展示しています。

江戸時代に京都で作られた「古今雛」や、皇太子ご夫妻のご結婚を記念して1993年に制作された「雅子内親王雛」、同市で伝統的に飾られている「さげもん」などが並んでいます。

2月17日からは、村内の子守唄公園茅葺(かやぶき)民家でも雛人形を飾っています。

(2019年1月11日朝刊掲載)

五木村歴史文化交流館ヒストリアテラス五木谷

住所 熊本県球磨郡五木村甲2672番地58

営業時間 10時~17時
休館日 月曜
入館料 高校生以上300円
小中学生200円
電話 0966-37-2121
公式HP http://itsukidani.com/

人吉球磨一帯で「人吉球磨は、ひなまつり」 約100会場で3月24日まで

人吉球磨は、ひなまつり

「人吉球磨は、ひなまつり」の開幕式典でテープカットする出席者ら=人吉市

熊本県の人吉球磨10市町村などでつくる「日本遺産人吉球磨観光地域づくり協議会」が開いている観光キャンペーン「人吉球磨は、ひなまつり」。3月24日まで、観光施設や飲食店など約100会場にひな人形を飾り、イベントを開きます。

初日は人吉市のJR人吉駅前の特設ステージで開幕式典があり、市町村ごとに展示する人形の特徴や、ひな祭りにちなんだ飲食メニューなどをPRしました。

キャンペーン期間中、展示会場を巡ると宿泊補助券が当たるスタンプラリーがあります。3月3日は、女性限定で34温泉施設の入浴料が100円になるほか、人吉市の市街地を和服で歩くイベントを開きます。

【お問い合わせ】
人吉市観光案内所 TEL 0966-22-2411

(2019年2月2日朝刊掲載)

肥後細川家の筆頭家老・松井家のひな人形展示 八代市の「松浜軒」

江戸時代から松井家に伝わるひな人形が並ぶ松浜軒の展示場=八代市

肥後細川家の筆頭家老を務めた八代城主・松井家に伝わるひな人形などを展示する「松井家の雛(ひな)祭り」が、2月2日から熊本県八代市北の丸町の松浜軒で開かれています。3月31日まで。

松井家10代当主の章之(てるゆき=1813~87年)は妻琴姫や長女加屋姫のために、京都から計8対のひな人形を買い求めました。他にも江戸中~後期の人形が残っており、現在は松井文庫(京都市)が所蔵しています。

今回は十二単(ひとえ)に豪華な刺しゅうが施され、気品漂う表情を浮かべた「古今びな」など人形6対や、たんすやすずり箱といった婚礼道具をミニチュアにしたひな道具など計100点を並べています。

松浜軒

住所 熊本県八代市北の丸町3-15

アクセス JR八代駅からバスで10分の「福祉センター前」下車、徒歩5分
開園時間 9時~17時(入園は16時半まで)
休館日 月曜
入館料 500円(小中学生250円)
電話 0965-33-0171
HP 八代市HP 松浜軒

青森の「金魚ねぷた」初登場 長洲町の「金魚の館」

おひなさまときんぎょ

金魚ねぷたやにしだあつこさんの原画が並ぶ「おひなさまときんぎょ」展=長洲町

熊本県長洲町特産の金魚をPRするアートイベント「おひなさまときんぎょ」展が2月9日から同町長洲の金魚の館で開かれています。

今年は青森県弘前市の工芸品「金魚ねぷた」が初登場。ひな飾りや、プロが描いた金魚のイラストが並ぶ華やかな会場に彩りを添えています。3月10日まで。

ひな壇に金魚を飾った江戸期の風習に由来する3月3日の「金魚の日」に合わせて町が開いていて5回目。人気アニメ「ポケットモンスター」のキャラクターデザインを手掛ける、にしだあつこさん(神奈川県)が毎年、プロデュースしています。

金魚ねぷたは、竹などの骨組みに貼った和紙に愛嬌(あいきょう)のある金魚の顔が描かれ、「幸福を呼ぶランタン」として弘前市の「弘前ねぷたまつり」で飾られます。金魚に縁のある両市町をつなごうと、にしださんが提案。同市の協力を得て大小約230個を送ってもらいました。

にしださんや女性漫画家の上田信舟さん(東京)が書き下ろした金魚のお姫さまのイラスト原画も展示。ひな人形や桃の節句に使う「さげもん飾り」なども並んでいます。

3月3日は、弘前市特産のリンゴを使った加工品なども販売。にしださんは「イベントを機に弘前との交流が深まれば」と期待しています。

瀬戸焼の金魚やひな人形の絵付け体験(有料)や、軽トラ市などもあります。

【お問い合わせ】
長洲町まちづくり課 TEL0968-78-3219

(2019年2月9日朝刊掲載)

金魚の館

住所 熊本県玉名郡長洲町大字長洲3150 「金魚と鯉の郷広場」内

アクセス JR長洲駅から徒歩20分(約1.5キロ)
開館時間 9時~17時
休館日 年末年始のみ(年に数回臨時休館)
電話 0968-78-3866
HP 長洲町HP 金魚の館

八代市本町アーケード街と日奈久温泉街一帯 華やかに彩る

華やかなひな人形とひな飾りが飾られた会場=八代市

熊本県八代市本町商店街の「城下町『やつしろ』のお雛(ひな)祭り」と、同市の日奈久温泉街一帯の「ひなぐ雛祭り」が2月9日から開かれています。いずれも3月3日まで。

本町アーケード街は、さまざまなひな人形やひな道具などが飾られ、華やかな雰囲気。八福商店では、本町1丁目の女性部会が手作りの千代紙人形や7段のひな飾りなど約1200体を展示。期間中は商店街の各店舗で使えるクーポンもあります。

「ひなぐ雛祭り」では初日、お内裏様に扮(ふん)した女の子がかごに乗り、街中を練り歩く「雛迎えの儀」がありました。期間中、地域の旅館7軒や日奈久温泉センター「ばんぺい湯」などに、ひな人形が飾られます。

(2019年02月10日朝刊掲載)

城下町「やつしろ」のお雛祭り

住所 熊本県八代市本町1~3丁目

アクセス JR八代駅からバスで10分
電話 八代市観光振興課
0965-33-4115
公式HP https://8246ohina.com/

ひなぐ雛祭り

住所 熊本県八代市日奈久中町316 日奈久温泉センター「ばんぺい湯」

アクセス 肥薩おれんじ鉄道 日奈久温泉駅から徒歩10分
南九州西回り自動車道 日奈久ICから車で5分
電話 日奈久温泉観光案内所(日奈久ゆめ倉庫)
0965-38-0267
公式HP https://8246ohina.com/ひなぐ雛祭り

華やかなひな人形など3千点 氷川町の「まちつくり酒屋」

畳敷きの会場に所狭しと並ぶひな人形

畳敷きの会場に所狭しと並ぶひな人形=氷川町

熊本県氷川町宮原栄久の交流施設・まちつくり酒屋で2月8日から「ひなまつり展」が開かれています。華やかなひな人形や飾りなど約3千点が並んでいます。3月24日まで。

築約180年の建物を利用した同施設を運営する宮原まちづくり会社(同町)が毎年開いており、18回目。

今年のテーマは「春夏秋冬」。畳敷きの会場に、江戸時代のひな人形や土人形のひな飾りなどのほか、干支(えと)のイノシシの人形や住民手作りのさがりものが並べられています。

展示期間限定で桜茶やクランベリーケーキなどの特別メニューもあります。

(2019年2月10日朝刊掲載)

まちつくり酒屋

住所 熊本県八代郡氷川町宮原栄久31-15

アクセス ・JR有佐駅から徒歩20分
・国道3号から国道443号へ入りすぐ、宮原郵便局そば
営業時間 10時~16時
定休日 月曜
入場料 無料
電話 0965-53-5550
HP 氷川町商工会HP

上天草市内の飲食店や個人宅など22カ所で展示

ひな人形展示スペース

山下美佐子さん(右)方のひな人形展示スペース=上天草市

熊本県上天草市内の飲食店や個人宅、旅館など22カ所で2月10日からひな飾りを展示する「春潮にのってひな歩きin天草」が開かれています。3月10日まで。

上天草市大矢野町の手芸品や木工、陶器などを販売する「手づくりふれあい館」や地元の主婦らでつくる実行委が毎年開いています。

上天草市姫戸町の山あいにある山下美佐子さん(65)方の炭焼き小屋では、倉庫に15セットほどのひな人形が所狭しと並んでいます。山下さんは、イベントに加わったことで来訪者から自宅にしまっていたひな人形を次々と贈られ、急激に増えたそうです。

3カ所を巡ってスタンプを集めると、会場でプレゼントをもらうことができます。

3月2日、10日にはひな人形に扮(ふん)した女性たちによる「生きびな」もあります。

【お問い合わせ】
手づくりふれあい館 TEL0964-56-2850

(2019年02月10日朝刊掲載)

天草市五和町の鬼池地区で「ひなの会」

熊本県天草市五和町の鬼池地区でひな飾りを地域一帯に展示する恒例の「鬼池ひなの会」が2月16日から開かれています。愛らしいひな人形などが地区全体を彩り、人々の目を楽しませています。3月10日まで。

地区住民でつくる実行委員会が2012年から毎年開き、8回目。初回は1カ所だけだった会場は徐々に増え、ことしは鬼池港フェリー待合所や鬼池郵便局など11カ所。民家の軒先90カ所にもひな人形が展示されています。

期間中、陶びな作り教室(要予約)や、演奏会などが開かれます。

【お問い合わせ】
鬼池地区コミュニティセンター TEL0969-32-0004

(2019年02月18日朝刊掲載)

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