コストコ、熊本県御船町進出の動き本格化 町と立地協定 土・日曜は各2万人の来店想定

コストコ、熊本県御船町進出の動き本格化 町と立地協定 土・日曜は各2万人の来店想定

会員制大型ディスカウントストアの「コストコ」の、熊本県御船町への出店計画に関するニュースが注目を集めています。「クロスくまもと」では、熊本日日新聞に掲載されたコストコに関する情報を随時、更新していきます。

※今回の情報は2019年6月14日時点です。

御船IC東側に2021年開業 駐車場800台、200人以上を雇用

コストコの誘致予定地

中央の農道に囲まれた広い農地がコストコの出店予定地。奥は熊本市方面で、右上は御船インター。左上を流れるのは御船川=2018年5月、御船町

会員制大型ディスカウントストアを展開するコストコホールセールジャパン(神奈川県川崎市)は、2019年6月6日、熊本県御船町小坂地区への出店に向けて町と立地協定を結びました。熊本日日新聞が報じています。

今回計画している出店は九州3店舗目で南九州では初。2021年春開業を目指しています。

予定地は九州自動車道御船インターチェンジ東側。同社によると、約5万6千平方メートルの敷地に平屋の倉庫型店舗(床面積約1万5千平方メートル)を建設。800台分の駐車場と、安さを売りにした会員向けのガソリンスタンドも併設します。

コストコ出店予定地地図

新規雇用は200~250人程度で9割を地元から採用。雇用者の半数近くは正社員とする方針です。

週10万~20万人来店見込み 宮崎や鹿児島からも

コストコは会員制(個人年会費4400円、税別)。来店客は週10万~20万人を見込み、土、日曜はそれぞれ2万人程度を想定しています。

熊本県庁で会見したケン・テリオ代表取締役は「熊本をはじめ、宮崎や鹿児島からも数多く集客したい」と述べました。

御船町は今後、農業振興地域からの予定地の除外や農地転用といった手続きを熊本県と協力して進めます。渋滞対策など周辺自治体との広域調整も急ぎます。町企画財政課は「2019年度中には行政手続きを終えたい」としています。

蒲島知事「テーマパークのよう、熊本の新たな魅力に」

会見に先立つ協定調印式では、テリオ氏と藤木正幸町長が協定書を交わしました。

藤木町長は「熊本地震復興のシンボルと位置付け、誘致に取り組んできた。新たな人の流れが生まれる」とあいさつ。立ち会った蒲島郁夫知事は「テーマパークのような店舗形態で熊本の新たな魅力になる。交流人口拡大に期待している」と述べました。

日本1号店は1999年、福岡の「トリアス久山」内にオープン

コストコは米シアトルに本社を置くコストコホールセールが展開しています。同社ホームページによると、2018年11月末時点で世界11カ国に768店を出店し、国内には26店舗を展開。九州には福岡県内に2店舗あります。

コストコの日本1号店は1999年4月23日、福岡県久山町の複合商業施設「トリアス久山」内にオープンしました。当時の熊日を確認すると、開業翌日の紙面で「客足順調5万5000人」との見出しで取り上げていました。

 米最大の会員制小売業コストコホールセールの日本第一号店、英ヴァージングループの複合映画館(シネマコンプレックス)など百五十を超えるテナントが入った国内最大級の複合商業施設「トリアス久山」が二十三日、福岡市近郊の福岡県久山町に開業。運営会社によると、午後六時現在の人出は五万五千人に上った。

1999年4月24日付 熊本日日新聞朝刊

「トリアス久山」はにぎわったとありますが、コストコは会員しか入れないためか「予想より少ない」、と書かれています。日本1号店ということで会員制の認知が広がっていなかったのかもしれません。

九州3店舗目となる御船町のコストコはどのような賑わいを見せるのでしょうか。熊日の公式SNS上のコメントでは歓迎ムードが広がっていますが、一部で近隣の渋滞や、周辺のガソリンスタンドが価格競争の影響を受けることを懸念する声も上がっています。

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