「お米マイスター」がいるお店 熊本市新町のふじき本店熊本支店 ふっくらおにぎりもおいしい

「お米マイスター」がいるお店 熊本市新町のふじき本店熊本支店 ふっくらおにぎりもおいしい

ぶらり新町・古町

「ふじき本店」の熊本支店

「ふじき本店」の熊本支店。お店は新鳥町商店街の入り口にある

親切で頼りになるお米マイスターに会った。新町電停のすぐ近くにある「ふじき本店」の熊本支店(熊本市中央区新町)を切り盛りする藤木明さん(42)。玄米を見極め、上手に白米を炊く。町民の食生活を支えるマイスターだ。

「五つ星」マイスターという肩書を持つ藤木さんは七つの項目でお米を吟味する。①色②つや③舌触り④かんだときの硬さ⑤粘り⑥甘み、そしてこれらの六つの要素のバランス。お客さんのニーズに合わせて、ブランドや精米具合を考える。

ご夫婦

ご夫婦で仲良くお米を扱う

お店の売れ筋ナンバーワンは熊本産の「にこまる」。軟らかい食感が人気だ。「かんだときに軟らかいので、白飯に適しています。炊き込みご飯には不向きです」と藤木さん。

次に売れるのは「さくら清流米」というプライベートブランド(PB)商品だ。ヒノヒカリとピカマルという品種を混ぜ合わせる。混ぜる割合は「企業秘密」だ。季節によって割合を変えるのだという。粘りが強いのが特徴。3番目は熊本県人の定番「ヒノヒカリ」。

15年ほど前に開業した。売り上げの9割は宅配で、お客さんの要望に合わせたブランドを届ける。高齢者、子育て中の主婦が多い。

本店がある人吉のお米も多く取り扱う。「標高が比較的高く、水がきれい。お米の生産に適した土壌なんです」と藤木さんが説明してくれた。

お店ではおにぎりの販売も手掛ける。「いいお米を上手に炊くと、ほんとうにおいしいことを知っていただける」からだ。

サケのおにぎりをほおばった。ふっくら。人の手で握っているので、つぶれていない。ぬくもりがある。塩加減もいい。

おにぎり

おにぎりも販売も手掛ける

妻の理香さん(40)が事務をこなす。宅配を担当するスタッフ、おにぎりをつくってくれる従業員で支店は成り立つ。

藤木さんは親身な接客が評判だ。「お米の良さを知ってもらいたい」という気持ちが表れている。

加藤清正は城内に米屋、桶屋、魚屋といった具合に商人を住まわせ、町の名前もそこかしこに残っている。町民の消費生活で、コメが占める割合は昔より減ったとはいえ、日本人の食の真ん中にあることに違いはない。藤木さんの役割は大きい。

「熊本市の上通、下通は家賃も高い。それに比べれば、このあたりの家賃は高くない。新町は起業するのにいい街」と話す。新町の可能性を信じている。

ふじき本店熊本支店

住所 熊本市中央区新町4丁目2-73

アクセス 熊本市電「新町」電停より徒歩1分
営業時間 9時~19時
定休日 日曜日、祝日、お盆、年末年始
電話 096-352-0950
公式HP https://fujikihonten.com/

※情報は2019年8月5日時点です。

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