「日本マラソンの父」金栗四三の生きざま、故郷・熊本県和水町で学ぼう ミュージアムと生家記念館、小中学生無料 11月4日まで

「日本マラソンの父」金栗四三の生きざま、故郷・熊本県和水町で学ぼう ミュージアムと生家記念館、小中学生無料 11月4日まで

NHK大河ドラマ「いだてん」の主人公の一人である金栗四三は日本人で初めてオリンピックに出場し、「日本マラソンの父」と称される人物です。偉大なアスリートであったことに加え、箱根駅伝を創設したり、女性スポーツの振興に力を入れたりするなど、日本のスポーツ普及に大きく貢献しました。

金栗四三の出身地である熊本県和水町は、ドラマチックで人間味あふれる金栗の功績と生きざまを多くの子どもたちに学んでもらおうと、「金栗四三ミュージアム」(同町大田黒)と「金栗四三生家記念館」(同町中林)について、11月4日まで小中学生の入場を無料にしています。「クロスくまもと」で2施設の内容を紹介します。

※情報は2019年8月2日時点です。

ユニホーム、歩幅体感…等身大の実像に触れる〈ミュージアム〉

金栗四三ミュージアム

金栗四三ミュージアムの入り口=2019年7月23日、熊本県和水町大田黒

九州自動車道・菊水インターチェンジから車で15分。三加和温泉ふるさと交流センター近くに、金栗四三ミュージアムが期間限定で開設されています。「日本マラソンの父のすべてがわかる」をキャッチフレーズに掲げた、等身大の金栗を知る体感型の施設です。2020年1月13日まで開館しています。

館内では、ストックホルム五輪(1912年)で着たユニホームのほか、マラソンを走る時に使用した足袋、優勝カップなど遺品約30点を展示。アニメ映像や解説で波乱に満ちた生涯を分かりやすく紹介しています。

館内

金栗四三の遺品などが多数展示されている館内

ユニホーム

金栗四三がストックホルム五輪で着用したユニホーム

実寸の足袋を50倍にした巨大ソファ、著名なマラソン選手と比較した歩幅の表示、タッチパネルで解くクイズなど、楽しめるコーナーもたくさんあります。

巨大ソファ

金栗四三が使っていた足袋の50倍となる巨大ソファ

歩幅が体感できるコーナー

金栗四三や高橋尚子さん、野口みずきさんのマラソンの歩幅が体感できるコーナー

金栗四三ミュージアムの情報

住所 熊本県玉名郡和水町大田黒623-1

アクセス 九州自動車道・南関ICまたは菊水ICから車で各15分
JR新玉名駅から車で25分
熊本市役所から車で1時間
開館期間 2019年1月11日~2020年1月13日
営業時間 9時~17時(最終入館は16時半、年中無休)
入場料 高校生以上600円、中学生以下は無料(11月5日以降、小中学生は300円)
電話 0968-34-4300
公式HP http://www.kanakurishiso.jp/user_data/museum

築200年超、幼少期の暮らしぶりリアルに〈生家記念館〉

金栗四三ミュージアムから車で約10分、日本の「原風景」とも言える、のどかな農村に金栗四三生家記念館があります。1891(明治24)年に生まれた金栗が、旧制玉名中に通うまでの約14年間暮らした家です。玉名北高等小(現・南関第三小)時代は、この家から毎日往復12キロの道のりを走って登下校しました。

金栗四三生家記念館

のどかな農村にある金栗四三生家記念館(中央の住居)=2019年1月撮影、熊本県和水町中林

生家記念館近くから望む田園風景=2019年7月撮影

観光客らでにぎわう金栗四三生家記念館の入り口付近=2019年1月撮影

館内は、築200年を超え、約100坪の間取りには造り酒屋だったころの広い土間や金栗が勉強していた2畳の小部屋などを再現。金栗の幼い頃のエピソードを紹介する展示や映像もあります。

生家記念館の内部

玄関の土間の横に再現された、2畳ほどの金栗四三専用の勉強部屋。家族は「学校部屋」と呼んだ

生家記念館内の説明は熊本弁が使われている

生家記念館では、大河ドラマ「いだてん」の撮影も行われました。2019年12月23日まで開館しています。

金栗四三生家記念館の情報

住所 熊本県玉名郡和水町中林546

アクセス 九州自動車道・南関ICから車で15分、菊水ICから車で20分
JR新玉名駅から車で30分
熊本市役所から車で1時間
金栗四三ミュージアムから車で10分
開館期間 2019年1月11日~12月23日
営業時間 9時~17時(最終入館は16時半、年中無休)
入場料 高校生以上300円、中学生以下は無料(11月5日以降、小中学生は200円)
電話 0968-34-3047(和水町教育委員会社会教育課)
公式HP http://www.kanakurishiso.jp/user_data/seika

大河ドラマ館、ミュージアム、生家記念館を結ぶ無料シャトルバスも 土・日・祝日

土・日曜と祝日は、金栗四三ミュージアムと玉名市繁根木の「いだてん大河ドラマ館」、ミュージアムと生家記念館をそれぞれ結ぶ無料シャトルバスが運行されています。2019年9月29日までです。

https://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/538/12387.html

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