「サブカル」ネタで注目 熊本タクシーの公式ツイッター 「中の人」が語った発信の狙いとは

「サブカル」ネタで注目 熊本タクシーの公式ツイッター 「中の人」が語った発信の狙いとは

熊本県内のウェブメディアやブログの運営者が集まる「熊本ローカルメディア交流会&勉強会」が2019年7月28 日、熊本市中央区の県民交流館パレアで開かれ、自社公式ツイッターが全国的に注目されている熊本タクシー(同市)の発信担当者が、SNSを活用した企業PRの効果などについて語りました。

クマタクKIさん

ツイッターの企業アカウントの活用について話す熊本タクシーのK.Iさん=2019年7月28日、熊本市中央区の県民交流館パレア

勉強会は、熊本の地域密着情報を発信するウェブサイト「くまきゅー」の運営者で熊本市中央区のホームページ制作業、中野太助さん(39)が企画しました。今回は、好きな企業公式SNSの担当者に投票する2018年「#企業公式中の人総選挙」で1位に選ばれた、熊本タクシーの「K.I さん」を講師に招きました。ユニークで意外性がある企業の公式SNSはフォロワー数が増える傾向にあり、引き付ける投稿をする担当者は「中の人」と呼ばれています。

「K.I さん」も、自社ツイッターで、タクシーとは無関係のアニメやゲームの話題をタイムリーに取り上げることから全国に多くのファンがいます。K.I さんによると、ツイッターをフォローしている県外の人が「熊本タクシーに乗るため」に熊本を訪れたこともあるそうです。

講演中、ポーズを決める熊本タクシーのK.Iさん

今回の勉強会で、「K.I さん」は「会社公認」の手作りの面とマスクを着用して登壇。「K.I さん」は年齢も非公表ですが、一見すると20代後半から30代という感じでしょうか?

タクシー会社のアカウントでありながら、アニメやゲームなどのネタをつぶやいているのは、「サブカルチャーに興味がある若者をターゲットに絞ったから」と説明。「10 代の若者に5年後、10 年後に熊本タクシーを使ってもらうための種まきでもある」と語りました。ツイッターの評判が高まったことで、熊本タクシーの採用希望者も増えたそうです。

ただ一番の狙いは、自社ツイッターの認知度を高めることで「会社への苦情をツイッターで集め、素早く対応すること」だそうです。

中野さん

勉強会を企画した「くまきゅー」運営者の中野太助さん

勉強会を企画した中野さんは、2014 年に奈良から熊本に移住。2017 年6月から半年に1回程度のペースで交流会や勉強会を催しており、これまでに熊本や福岡、鹿児島などから延べ約 300 人が参加しました。今回は、約30人が参加。実際に県内企業の公式ツイッターを運営している人もいて、熱心に質問していました。

熊本タクシー株式会社のツイッターはこちら(@kumamototaxi)

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