今回は「インスタントコーヒーを美味しく淹れる方法」と題して、3つの押さえるべきポイントをご紹介します！
インスタントコーヒーというと、「お店で飲むコーヒーと比べると味や香りがイマイチ」と感じる人が多いのではないでしょうか。
でも家で本格的なコーヒーを淹れようと思うとけっこう手間がかかりますよね。
「味は落ちるけどうちはインスタントコーヒー」という方もいるかと思います。
そこで今回はコーヒーをこよなく愛する現役コーヒー屋店員の私が、いつものインスタントコーヒーを1ランク、2ランクと引き上げる方法をお伝えしたいと思います！
インスタントコーヒーを美味しく淹れるためにおさえるべきポイント3選！
それではインスタントコーヒーを美味しく淹れるためにおさえるべきポイントを3つご紹介していきます。
ポイントその1．インスタントコーヒーの粉量を正しくはかる
インスタントコーヒーを美味しく淹れるポイント1つ目は、コーヒーの粉の量を正しくはかることです。
普段なんとなくインスタントコーヒーを作っていませんか？
実は、インスタントコーヒーにはカップ1杯あたり約2gという適量があるんです！
これはインスタントコーヒーの袋にも記載があり、商品によってはカップ1杯あたり3gというものもあります。
2gはだいたいティースプーン2杯分くらいになります。
「インスタントコーヒーをいちいち計るのはちょっと面倒！」そんな方は是非参考にしてみてくださいね♪
なぜ粉の計量が必要なのかというと、インスタントコーヒーは強い味が出るものが多いからなんです！
最近のインスタントコーヒーはどんどん質が高くなっていて、酸味が強かったり香りが高い商品も増えているんですよね。
そのためインスタントコーヒーをしっかりと計量しないと濃くなり過ぎてしまい、酸味や香り、苦味などが邪魔し合った美味しくないコーヒーになってしまいます。
ちょっと手間ではありますが、しっかりと計量することがインスタントコーヒーを美味しく作るためには重要なポイントとなります。
ポイントその2．お湯の温度は100℃
インスタントコーヒーを美味しく淹れるポイント2つ目は、沸騰直後のお湯で淹れることです。
通常、コーヒーを淹れる時のお湯は80～95℃が適温とされています。
その理由は、高温のお湯だとコーヒーが濃く抽出されてしまい、重たい味のコーヒーになってしまうからです。
ですが、インスタントコーヒーの場合はお湯で粉を均一によく溶かす必要があります。
そのため、90℃前後のお湯よりも沸騰直後のお湯を使うことが大切なんです！
インスタントコーヒーの粉をしっかり溶かしてやると隠されたフレーバーを引き立ち、香り豊かなコーヒーになります。
とてもインスタントコーヒーとは思えないほど香り高くなるので、是非試してみてくださいね♪
最近のインスタントコーヒーは冷たい水や牛乳で溶けるタイプも出てきましたが、最初から冷水や牛乳を入れてしまうと粉が溶け切らずダマが残ってしまうんですよね。
ダマが残ったままのコーヒーは味や香りもイマイチですし、何より飲み心地もよくありません。
そのためアイスコーヒーやアイスカフェオレを作る場合でも、まずは少量の沸騰したお湯でインスタントコーヒーを溶かし切ってから氷を入れて冷水または牛乳を注ぎましょう！
ポイントその3．少量のお湯でコーヒー粉を溶かす
インスタントコーヒーを美味しく淹れるポイント3つ目は、一気に全量入れずに少量のお湯でまずインスタントコーヒーの粉を溶かすことです。
先ほど、沸騰直後のお湯でインスタントコーヒーの粉を完全に溶かしましょうとお話ししました。
なぜ少量だけ注ぐのかというと、沸騰したお湯でも一気に注いでしまうと溶け残りが出来てしまうからなんです。
お湯を少量だけ入れて粉を練るように完全に溶かすことで、濃厚なコーヒーの原液を作りましょう。
このコーヒーの原液にお湯を追加して入れることで、溶け残りなく透き通ったコーヒーが出来上がります。
インスタントコーヒー2gに対するお湯の適量は150mlくらいです。
この場合、少量のお湯50mlくらいでコーヒー粉を完全に溶かしてから残りの100mlを注ぐのがおすすめです♪
まとめ
今回はインスタントコーヒーを美味しく淹れる方法3選をご紹介しました。
